作品を読んでもらうには?
こんにちは。とうかいりんです。
文学賞の新人賞を狙っている間は特に自分の作品の読者が増えるわけではありません。一つの賞に対して、読んでいただける編集者さんはせいぜい数名。仮に自費出版に踏み切ったとしても、誰にも自分という作者が知られていなければ読者の獲得はかなり困難でしょう。
そんな中、Twitter、Instagramで誰でも発信できるというこの現代の環境を利用しない手はありません。燃え殻さんがTwitterで注目を集め、「ボクたちはみんな大人になれなかった」で華々しくデビューされたように、なにか新しいデビューの形が埋まっているかもしれません。※燃え殻さんは文章力が凄まじく、まさに「読むBGM」のような感覚です。
やらずに恐れていないか?
私も実は、Twitter、Instagramもつい最近まで触ったこともありませんでした(笑)。やったこともないのに自分にはやれないと思ってしまうことって誰にでもあると思います。でも、いざやってみて、少し悩んで苦しんでいるうちに新しいものが必ず見えてきます。
Twitter、Instagramはアプリの性質上、ショートショートにならざるを得ませんが、自分の作品を「作家になれていない段階から」他者に届けることができるのです。これは凄いこと。これすら、両アプリを触ってみなければ分からない事です。
原稿に万年筆で書いていた時代では、不可能だった発信方法ですよね。作家の卵として、文学賞を狙いながら別の分野でも発信していく。そういう努力は不可欠だと思います。最初はもしかしたら恥ずかしいと感じるかもしれません。そうであれば、ペンネームでも匿名でも構いません。フォロワーが増えてくる頃には自信がつき、周りの人に『作家の卵』だと言える日が必ず来ると思います。
まずはほんの数行の物語から始めてみませんか?