実際に作ってみよう!
こんにちは。とうかいりんです。
ブログを見て、実際に140字物語を作ってみたい!と思っていただいた方のために、Twitter小説の書き方を完全公開いたします。あくまで私のやり方ですが、参考になれば嬉しいです。
◉まずはキーワードの設定
今回は我が家でも二匹飼っている『猫』にしたいと思います。ここまでは、動物を思い浮かべるだけ。なんとなく我が家にはいない白猫にしてみようかなと、ぼんやり想像を膨らませます。
◉次にジャンルを決める
『白猫』に合わせるジャンルの選択です。私はミステリーが好きなので、ここでは『白猫×ミステリー』と一旦決めてみます。作ってみてイマイチならジャンル変更!
◉では、どんな猫にするか?
猫と言えば以前から気になっている『オッドアイ』。つまり両目が異なる色の猫をテーマにしてみたい。
では、物語にする以上、この異なる色の両目をどう使う?→2つあると成立する世界を表現しよう。
今回は『yesとno』を設定。
◉物語の流れを決める
主人公が白猫を拾う
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両目が異なる色。yesとnoを絡める。
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主人公がこの猫をどうしたのか?
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意外なオチ
◉最後に物語の肉付けを行う
140字しか使えないので、最初に冒頭と結末をざっくり決める。
主人公が白猫を拾った。目で質問に答えてくれくれた。幸せになった。
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これはこれで、良い話に書けそうですが、もう少し捻りたい。では、結末を読者に委ねる形にしてみたいと思います。
完成した140字物語がこちら
独りぼっちの我が家に来た白猫は両目が異なる色だった。その日から僕の人生は変わった。
白猫は僕の問いかけに対しyesなら右目をnoなら左目を閉じた。従うだけで人生がバラ色になった。
きっと神の使いなのだ
全てを手に入れた僕は満面の笑みで「今の僕って幸せ?」と白猫に問う
白猫は両目を閉じた。
いかがだったでしょうか?数を重ねるうちにどんどん上手くなると思います。今回はあくまで私の1作品を作るまでの思考回路を公開したに過ぎません。
あなたのステキな作品も楽しみにしています(๑›ω‹๑)੭