副業としての小説
こんにちは。とうかいりんです。
仕事を辞めて『オレは小説家になる!!』という勝負に出られる人はどのくらいいるでしょうか?
私はやっぱり本業の収入があるからこそ、空き時間を落ち着いて執筆に充てられると思っています。収入源を絶ったからといって良い作品が書けるわけでもなく、文学賞の受賞機会が増えるわけではありません。
むしろ、本業で出会う人々や経験の方が作品に必要な要素だと感じます。
一方で副業としての小説家という道もあり得ないと思っています。バイトのように努力すれば時間給が貰えるものではありません。数冊ずつちょうどよく売れるという世界ではないのです。
自費出版で全国の書店に並べてもらったとしても、平積みしてもらえる期間はわずかです。つまり、小説家として継続的に収入を得ようとするためには、ヒット作を書き続けることになるということです。
本業以外で挑戦する小説家って?
つまるところ、書くことが好きか?もっと言うと、書き続けることができるか?にかかっています。
月に適度の収入が入ってくる小説家というポジションがない以上、やはり受賞を目指して書き続けることしかありません。
そして、受賞できた時にはいきなり本格的な小説家としてデビュー。つまり、その中間なんて存在しないのかなと思います。
つまり最後は書くことが好きな人、書き続けられる人が残っていく世界なのだと思います。デビュー後の世界を夢見ることも必要ですが、まずは書くことが楽しいという状態が続くかどうか。
幻冬社の箕輪さんの言葉で大好きな言葉があります。
『努力は夢中に勝てない』
その通りだと思います!
あなたの書きたいストーリーを書きたいだけ書く。そこから先の自分の物語の結末は誰も知らないのですから(о´∀`о)