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芥川賞のイメージが変わる『コンビニ人間』✒︎

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芥川賞を読む

こんにちは。とうかいりんです。

 

芥川賞ってどこか読みにくいイメージがありませんか?純文学でなんとなく文書が堅くって(´д`|||)。

 

でも、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を一度手に取ってください!!芥川賞のイメージが一新されます。

 

そもそも芥川賞は応募で取る賞ではないので、傾向や対策などには向かない文学賞ですが村田さんのこの作品が受賞された意味はすごく大きいですよね✨

 

純文学というよりもミステリー?

この物語はコンビニで仕事をする女性が主人公なのですが、その人間模様の記述が凄すぎます。

コンビニで仕事を実際にしないと分からないような視点も無数に盛り込まれていて、読み始めたら止まりません。

主人公の『普通』や『常識』に対する純粋な疑問を付き合う男性を通して突き詰めていきます。

一般人の常識って、実は誰がそんなことを決めたのか、何が普通で何が普通でないのか。

そもそも『一般の人』って何なの?という根本的な部分に鋭く切り込んでいます。

 

ネタバレする前にぜひ一読を

芥川賞作家の作品に何度も挫折したことのある方はぜひ!

きっと好きになれると思います。この作品を読んでどんなジャンルに分類するのかは、もはや皆様の感性だと思います。

私の中では『ミステリー』。主人公の考え方そのものに人間の生き方を考えさせられる大作ミステリーに仕上がっていると思います(人゚∀゚*)

 

村田沙耶香さん、今後も読みたい!